「その①」では制度の成り立ち、医療的ケア児の位置づけに つ い て 、 「 その② 」 で は 現 場 で 看 護 を 行 う 訪 問 看 護 ス
テーションでの実践的な取り組みについて、そして今回「その③」では、医療的ケア児として地域の小学校、通常学級への通学を実現し、現在は高校に通う林京香さんと 、彼女を支えるご家族や福祉サービスについてお話をうかがいます。

■「医療的ケア児」とは?
医療的ケア児とは、医学の進歩を背景として、NICU(新生児特定集中治療室)等に長期入院した後、引き続き 人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な児童のことを指します。 全国の医療的ケア児(在宅)は、約2万人〈推計〉とも言われています。

■当日のプログラム
林京香さんの成長につれて向き合う制度の壁や必要となるサービスについて、ご家族の体験談を交えて講演いただきます。

■日時:2023年3月23日(木)18:30~20:00

講師:林 京香 さん と ご両親 氏

「林 京香さんについて」

2005年生まれた私たちの娘、京香は、脊髄性筋萎縮症という病気で人工呼吸器をつけて生活しています。私たちはバクバクの会と出会い、地域の学校で学んだ当事者の存在を知り、娘も地域の同世代の子どもたちと一緒に学ばせたいと考えるよう
になりました。そこで、「名古屋『障害児・者』生活と教育を考える会」の支援を受け、名古屋市長との面会や多方面と交渉を行い 、2012年に名古屋市で初めて人工呼吸器をつけた子どもが地域の学校に通うことが認められた事例として、 小 学 校 に 入 学 し ま し た 。2021年には名古屋市内の公立高校に進学。小学校からの親友とは別々の高校ですが、
今でも仲良しで、充実した学校生活を送っています。

(「まねきねこWEB版」より)

CBCドキュメンタリー「がっこうへ行こう」

■会場:名古屋市総合社会福祉会館 7階大会議室

■主催:北区自立支援連絡協議会 事業所部会

■お申し込み:下のボタンから申込フォームにお進みください。

■お問合せ先:北区障害者基幹相談支援センター 052-910-3133